| StoreRoom || ≪11月 | 2009年1月≫ |
▼ 2008/12/18(Thu)
- 2008/12/18(Thu) 15:11:04 一週間以上前から、風邪というのでもないようなんだけど喉が調子がおかしくて、咳と声のかすれがあった。知人には、喉に来る花粉のアレルギーではないかと言われた。
- 咳はそう酷いわけでもないし、普段なら1日誰とも話さないなんてことはむしろ普通だから、声ぐらいかすれてても構わないようなもんなんだけど、こういうときに限って連日出かけたり人が来たり電話があったり、毎日声を出さないといけない。今朝目が覚めたら、異常に腫れ上がっているようで喉がふさがっている。とうとう医者に行かないとダメかと悲しみのあまり二度寝して、起き直したら腫れは引いていた。それでもこんなに回復の兆しなく長引いているのはどうしたものか、やっぱり医者に行かねばならぬのか。でも、午前中電話が一本あって、また超寝起き状態と勘違いされたりしたものの、午後になったら何となく調子がいいような気がする。
- 今買い物に出て、「ポイントカードはありますか」「いいえ」。
その素晴らしく透き通った「いいえ」という声を聞いて、天使の声かと思った。声が治ったーヽ(・∀・)ノ。まだ咳が出るし喉に違和感もあるものの、回復に向かったならそれでよし。 - 2008/12/18(Thu) 22:47:20 今日も夜に一つ打ち合わせ。もう鈴のような声だわ(あくまで当社比)。ちゃんと声が出るってこんなに気持ちのいいことだったのね。でもせっかく治ったのに、明日からまた当分は喋る予定はないぞ。
▽憑いている話。
- 2008/12/18(Thu) 11:29:37 来年末の話は聞かないで。
- 毎年末に出ているパーティがある。このパーティでのクジ運が割といい。結構な確率で何かしら当たるし、当たってがっかりするようなどうでもいいものが当たるということもない。ジャンケンゲームで総取りしたときは一生分の運を使い果たしたかと思ったし、去年はビンゴで iPod が当たった。会場に入り賞品が並んでいる台を見て、「デカイ箱は持って帰るのが大変だから、あの小さな箱なら当たってやってもいい」と中身を知らないまま言っていたのだけど、リーチが掛かったとき「次の賞品は iPod」と例の小さな箱が示された。あ、それなら本当にもらってやってもいい。っていうか、くれ。冗談に「それ頂戴!!」と叫ぶと、次の瞬間読み上げられたナンバーで本当にビンゴとなった。同じテーブルにいた知人が、「すごい。"それ頂戴" って言えばもらえるんだ」と面白がり、同じくリーチになって賞品が示されたときに「それ頂戴!!」と叫ぶとやはりビンゴだったから、「それ頂戴!!」の掛け声はそのテーブルで小さな伝説となった。
- それで今年。知人2人と会場へ行き、入り口でビンゴのカードをもらう。受付のお姉さんが手にした3枚のカードの中に妙に惹かれる一枚がある。「それ頂戴」と思ったのだけど、私が掠め取るより先にそのカードは知人の手に渡され、残った2枚のうちのちょっと気になるほうももう一人の知人の手に渡った。少しだけ、最初のカードを手にした知人に「そのカードが来そうだから取り替えて」と言おうかと思ったけど、お行儀が悪いので止めた。そういうことをして、もしも本当にいい賞品が当たってしまったらバツが悪いし、何だか「言わない方がいい」という気がした。言った途端に運が変わるかも知れない。
- ビンゴが始まる直前、知人がテーブルに出したカードを指して「それ、なんか来そうな気がするよ」と言うと、このパーティでの私のクジ運を知っている知人は「rica さんが言うとあり得そう」と笑い、一等の賞品を手にして慄いた。「これで一生分の運を使ったことになったらどうしよう」「私もジャンケンのときはそう思った」「で、どうでした」「以前も以後も変わらない」「よかった、じゃ安心だ」
- 次に気になっていた知人のカードは三等だった。「後出しじゃ信憑性ないけど、そのカードもちょっと気になってた」。知人は疑いの目を向けなかった。幸い、一等も三等も私にはあまり興味のない賞品だったし、ガサが大きめで持ち帰るのも面倒なので、「やっぱり "取り替えて" って言えばよかった」という意地汚い後悔はしなくて済んだ。当たって嬉しい人が当たった方がいいに決まっているから、「言わない方がいい」というのは正解だったのだろう。
- 私には、もう何等だか判らないものが、それでも一応は当たった。同着でビンゴの何人かとジャンケンをして、いくつかの賞品の中から「持って帰るのに一番困らない」という基準で一つ選ぶ。私にとってはもらっても仕方がないようなものだったのだけど、誰かが「選んでくれてありがとう。サインを入れるよ」と声をかけてくれたのでよく解らないままお願いして席に戻ると、知人が「そのサインが入ると、欲しい人にとっては結構な価値のものになるよ」と教えてくれた。これで今年も「どうでもいいもの」ではないものが当たったことにしよう。
- 80人ぐらいの中から 2割程度の確率で当たるとして、それで同じテーブルにいた3人全員が何かしら賞品を持ち帰るのがどのくらいの幸運になるのか、その計算の仕方はよく解らない。私は一人で勝手に、去年に続いて今年も、私の運が同席の知人達にも幸運をもたらしたのだと思い込んで、気分がいい。
- 私に何が憑いたんだ。元来私は厄除け専門だったのだけど、最近は招福も手がけ始めたらしい。
- 「あのね、私のそばについているといいよ。私はすごく運がよくて、私の周りでは酷く悲しいことは起きないようになっているから、だから私のそばにいる人には悪いことが起きないんだよ。信じなくていいけど」「いや。うん、何だかそんな気がしてたよ」
▼ 2008/12/19(Fri)
- 2008/12/19(Fri) 20:00:20 お昼間にキャンペーン金利の 1年物定期に預け入れた数時間後、テレビの速報で 日銀、政策金利を0・1%に… って言われちゃいました。入れ直して 2年ぐらい塩漬けした方がいいかしら。とかなんとか考える今日この頃。こういうのって気にし始めると止まらなくてイヤ…(´・_・`)…。
▼ 2008/12/20(Sat)
- 2008/12/20(Sat) 18:28:30 そんなに「老眼」というのはネガティブに受け取られるもんなのか。「老眼だ」と言うとものすごい勢いで否定されることが多い。同年代や少し上の人に言うと、まず「そんなはずない、まだ早い」と言われる。確かに、最初の兆候が現れた年齢を考えると随分早い方だとは思うけれど、私にしたらこれが老眼でない、別の目の病気だという方がよっぽど怖い。みんなそんなに老眼がイヤなのか。自分のことじゃなくても受け入れられないぐらいにイヤなのか。
▼ 2008/12/21(Sun)
- 2008/12/21(Sun) 21:40:55 しばらく前に実家から宅配便が届き、中の手紙に「パソコンを新調しようと思うが、どんなのを買えばいいのか」という質問があった。
- 13日の kobito 会議でも購入相談に乗ってもらい、概ね「どんなのでも大差ない、10万ぐらいでも充分なのが買える。Vista でいいなら見てくれの好きなやつを適当に選べ。XP がいいならこっちで選んで適当なのを送りつけてやる」という旨の FAX を送った。「今使ってる OS も ME だから」「なら、ある意味 Vista とは整合性がある」というのは、kobito 会議での冗談。母は賢いので「いきなり現物だけ送りつけられては困る」と考え、先週、近所の量販店で Vista 入りのパソコンを注文した。「現物はまだ来ていない。今週、お店の人が持ってきてプリンタと接続してくれる、インターネットはまた来年つなぎに来るそうだ」と言う。足掛け2年、なかなか遠大な計画である。
- FAX で送ったのは、随分前から「ADSL の調子が悪い」と聞いていたからだ。「ADSL の調子」の悪さが何に由来しているのかは知らない。無駄な口論を避けるためには聞かぬがいい。
- 「あんたのメールアドレスは何だったか」と聞くので「前と変わっていない」と答えると、「前はどんなだったか」と聞く。聞き間違いや入力間違いがあっても面倒である。「前のは、今のパソコンのアドレス帳なり、メールソフトなりに書いてあるだろう」と言うと、「開けないから見られない」と言う。「つまり、インターネットに繋がらないのは、今のパソコンが起動すらしないような事態だからなのか?」「いや、パソコンの調子は悪くない。調子が悪いのは ADSL だ」。
- 「では、メールソフトは開けるのではないか」「開くと接続できないと言われるから見られない」。もちろん Web メールの話ではないだろう。「接続できなくたって前のメールぐらい見られるだろう」「それは知らない。とにかく接続できないと言われるので見られない」「接続できないと前の(=ローカルの)メールまで見られないんじゃ不便だろう」「そうだね」「だから見られるよ」「それは知らない。接続できないと言われて見られない」「そうか、では仕方がない。アドレスを教えてやろう」。
- どっちにしろ、「来年、お店の人がインターネットに繋がるようにしてくれるから、今のパソコンもインターネットに繋がるようになり、そうしたらメールソフトも開けるようになるので、アドレス帳などのデータも新しいパソコンに移してもらえる」というのが母の計画だから、入力間違いの心配など要らぬ世話であるようだ。「じゃあ、やっぱり今聞かなくてもいいじゃないか」とは言わない。母の計画にいくつかの疑義を差し挟むこともしようと思えばできるけれど、小須田家の平和のためにもちろんしようとは思わない。「ちなみに、メールソフトは Outlook Express か?」「そうだ」。全く Outlook Express にも困ったものだ。どこにどうメッセージを表示して「見られない」と誤解させているか知らないが、余計なことを言ってないでアドレス帳ぐらい粛々と見せてやればよかろう。
- 全然関係ないが、電話が父に換わり、唐突に「かつて小須田家に走った大激震」の話を始めた。初めて聞く話である。当時は笑い事ではなかったのだろうと思うが、もう40年以上前、私の生まれる前のことであるから、大変面白い。人生色々なのである。
▼ 2008/12/24(Wed)
▽ 会社ごっこ:「給与をもらおう!」
- 2008/12/24(Wed) 17:12:24 また会社ごっこで遊びだした。来年から「給与」をもらおうと思う。もちろんごっこ遊びであって法人化しようなどという大それた話はしていない。帳簿上はただの「事業主貸」であるが、これまでは何ヶ月かにいっぺん、個人用の口座がさびしくなってきたら事業用口座からまとめて振り替えていたのを、毎月決まった額を決まった時期に振り替えよう、というだけである。遊びであるから、そうすることに特別の意味はない。
- さて一体給与をいくらにするか。家計簿と相談して 40万ぐらいにしてみる。事業口座に資金が余ったら「賞与」をもらおう。憧れのボーナスだ。給与を計算するソフトに楽しく基本給を入れ、(とりあえず今年の額で)税金や社会保険料、(あくまで個人的な)「失業保険」や「財形貯蓄」なんかも入力してみる。……「総支給額40万、手取り20万」……。なんだってーーーーーーっ。アルバイト時代へ戻ったような手取額である。
- やっと、会社員の方々が言う「オレ達なんか、給料の半分は天引きで持っていかれる」という悲哀を体得した。これはひどい、あんまりだ。
- それでも私なんかは、自分にとって年金や失業保険がどれだけ重要か、どうして月々この額になるのか、自分で計算してやむを得ずと納得しているわけだけども、「勝手に持って行かれてしまう」会社員の皆さんは大変である。健康保険も年金も「掛け金の半額は雇用主負担」という、私にとっては夢のような制度を利用していてさえ全く嬉しさを感じられないというのも不幸である。
「自分なんか、給料の半分は税金ですからね」
「年収8桁でももらってんですか」
「そんなわけないじゃないですか」
「そんなわけないなら、税率がそんなことになるわけないじゃないですか」
「……あれ?」
「民間の保険とか財形貯蓄とか、税金以外に引かれてるんじゃないんですか」
「……そういえば、住宅ローンが引かれてますね……」
まったく、睨まれた藪が気の毒である。 - しかしよく考えてみると、家計簿と相談した40万は帳簿上で考えると給料の払いすぎであった。家計簿の支出には事業用の支出も含まれている。帳簿にも当然事業支出を計上してあって、その上事業支出分を含んだ給与を払うのでは二重の支出になってしまう。そこで給与から事業支出分をカットする。「額面30万、手取り10万」。アルバイト時代を通り越して学生時代まで戻ってしまった。
- ちなみに、幸い今年は去年より稼ぎがあって、平均課税も去年ほどの節税効果を期待できないので、来年の税金は今年よりも高くなるはずであり、手取りはもっと減る計算になり、学生時代から時間はずずっと進んで、国民年金生活へ突入するようである。……なにかが、なにかがおかしい……。
▽ 会社ごっこ:「資金繰りが大変だ!」
- 2008/12/26(Fri) 20:48:49 もともと元手がそんなに掛からないお仕事なので、「資金繰り」なんてことは考えたこともなかったのであるが、給与を払うことにしたら結構面倒だ。というか、普段は失業保険としてある程度まとまったお金を手元に置いておくので、それをいつどこに移動しようが特に問題は起きないのだけど(つまり、自分に給料を払うために、一旦「事業主借」で事業口座に資金を補填してラクラクと遊びを遂行することが出来るのだけど)、来年は大事故が起こらない限り失業しない(し、そこそこの余剰も出る)と踏み、先ごろ手元のお金を、事業資金も個人のお金もあらかた定期に入れてしまって、今現在、手元はすっからかんなのである。しばらくは、個人の支払いについても引落用の口座をちゃんと見張っておかないと残高不足で支払が滞ることもないとは言えない。こんな事態は一人暮らしを始めて以来、初めてなのである。春になったらアレとアレが回収できる、それまでもってくれっ。
- そんなわけで、しばらくは給与の支払と個人的な支払の折り合いをつけるのが結構大変。いや、もちろん「給与制にしよう!」とか言わなければ済む話なんだけど、そこは遊びであるから譲歩しない。
- しかし、これを遊びではなくやるというのは生半でないね。世の事業主の大変さ、なぜ黒字
父さんが怒る倒産が起こるかも、理屈でなしに体得した。事業主でありながら「経営」を考えなくていいという状態はなんとラクなことか。
- 2008/12/26(Fri) 20:02:41 去年の初めに、大騒ぎして会計ソフトを替え、その後も「ビスソフト青色申告」というのを使っている。のだけど、今度のバージョンアップでソフトの名称が「ツカエル青色申告」になった。カエルのキャラクターなんぞいらんっ。結構、「やるぞ」やら「みんなの」やら「わくわく」やら「かるがるできる」やらとは一線を画す、無味乾燥なソフト名も好きだったのに…(´・_・`)…。まぁ、今回は特別目新しい機能がついた風でもないので、バージョンアップは見送って無味乾燥なままで使うけど。
▽ 市民ごっこ:「税金が大変だ!」
- 2008/12/29(Mon) 01:13:33 来年の年収見込み(と、過去同程度の収入があったときの実績)から考えて、大変なのは 4月までで、その後は
そこそこの余剰も出る
と思っていたのだけど、大間違いの予感。年間ずっとカツカツでトントンじゃねぇか。原因は「国民健康保険と地方税」。- 何度も言うように、私は所得が毎年変動するから、税額も保険料もどんどん変動する。それで、去年税額が増えたのは普通に「所得が増えたから」だと思っていたのだけど、今年の国保は「計算間違ってるんじゃないの?」と思うほどに上がっていた。本気で間違えている可能性を考えていたので、そのうち計算の仕方を調べてみようと思っていて、やっと調べた。間違いではなさそうなので、涙が出た。
- つまり、19年から税源移譲で所得税が下がった分、地方税が上がって平均課税もなくなった。国保は地方税から算出されるので、一緒に上がる。そこへ介護保険も追加でやってきた。そういうわけで、失業期間の「0 に何を掛けても 0」状態がやっと明けたと思ったら(いや、国保は最低額でも 0 にはならないようだけど)、いきなり重税にあえぐことになってしまった。「保険で安心と思ったら、生活が大変」とかいう保険会社の CM があるけど、国保を掛け替えるには引っ越すしかない。2005年度には沖縄県粟国村が安かったそうです。
- というか、家賃のこともあるし、本気で引越しを考えてもいいのかなぁ。確かに私の住んでいる所は比較的税金が高いと言われている場所ではあるのだけど、税金を払うようになってから他の自治体のお世話になったことがないから「こんなもんだ」と思っていた。しかし、事ここに及び、これはもう比較の問題ではなく「こんなもんのはずがない」。
- もちろん「この保険は、自分が病気になった時のために払っているものじゃないのよ」ということは解っているけど、それでも「私なんか、今年だって一度も(身分証以外の用途では)保険証のお世話にはならなかったのに(;_;)」と思ってしまう#1。しかも、イザと言うときには「適用外」と言われてしまうんだ(去年入れた「銀色じゃない歯」とか)。さらにその上私なんか、「喫煙者が医療費を増大させているのだ」と責められたりなんかして、踏んだり蹴ったりよ。一体世間の皆さんは、喫煙者に喫煙をやめさせたいのか、喫煙者から税収を得たいのか、どっちなのだ。――段々藪睨みになってきたので、以上。
- 2008/12/29(Mon) 01:30:55 っていうか、私が節税するにはタバコをやめるのが一番効果的ではあるんだな。消費税を別にしても月々12,000円、年間で14万ほどの節税になるらしい。
▽ 結論。
- 2008/12/29(Mon) 23:20:56 私は計画的にお金を管理するのには向かないと思う。そういうことをするには細かいことを気にしすぎる。
- あんまり来年の税金が気になってしまったので、うっかり計算してしまった。今年よりも微妙に増えるという程度で済むらしい。所得税、住民税、国保の三点セットで計10万弱の増(今年は前年の40万強の増だもの、10万なんて小せぇ小せぇ)。これで来年の確定申告書は出来たも同然だ。とか言ってないで目先の仕事をしろ。
- そうなのだ、私にとって一番大事なのは目先の仕事なのだ。一昨年までは翌年のことどころか、今月いくらの収入があるのかも月末になってみるまで判らなかったし、知らないままのことも多かった(日本製の家計簿ソフトの多くは起動して最初の画面に月次の集計が表示されるものが多いように思うけど、MS Money は見ようと思わないと見えないところにあるので、見ないままなのだ)。それで何の不都合もなく我が家の家計は回っていた。何しろ私は放っておいても無駄遣いをしない。仕事さえそこそこの量を確保できれば、赤字は出ないことになっている。家計簿はただ「年間何百万もの大金がどこに消えるのか判らないままなのは恐ろしいから記録しておく」というだけのものでよかったのだ。
- それが去年から経理ソフトで2、3ヶ月先の収入が把握できるようになったり、先々の予測を簡単に出せるようになったりして、先のことが判るようになったら、それが気になって仕方がない。どんどん先のことが気になって、勢い老後まで行ってしまった。
- 来年の状況だって、「思ったより悪い」だけである。「思い描く状況」があったので、それと比べて「悪い」と思うだけであって、一昨年までなら何も思い描かないまま「仕事がある。スバラシイ」と思ったに違いない。実際、このご時世に仕事があるんだからスバラシイに決まっているのである。
- 思えば最初に経理ソフトで先々のことが判るようになったとき、「これはつまらないな」と思ったのだ。「そこそこの仕事があれば赤字にはならない」という安心な前提の上で、あのときの仕事のお金がそろそろ入るかなとワクワクしたり、アテが外れたり、忘れてた振込みがあったり、半年前の仕事の回収忘れを突然思い出したり、それは結構楽しいことだったのである。
- そういうわけで、いっぺん立てた計画や予測、そのために調べたあれこれは、それはそれで有用だったと思うけど(どちらかと言うと、我が家の家計とは全く関係のないところで役に立ちそうだという意味で)、今後はまたなるべく鷹揚な放埓家計を目指そうと思うのだった。
▼ 2008/12/30(Tue)
- 2008/12/30(Tue) 19:55:58 ふと気がついたら、明日で今年が終わる。びっくりだ。仕事納めは来月の12日辺りの予定。もちろん仕事始めは 13日である。
- それでも連日長文を書くほどのヒマはあるのか、そんなヒマを割いていたのでこの事態なのか、その辺はあえて問わない。
▽ Microsoft Money の使い方とポイントのお話。
- 2008/12/30(Tue) 19:35:13 先の心配をするのはやめて、目先の小銭の話をする。
- Microsoft Money は一応複合仕訳ができるのだけど、なまじ家計簿の皮をかぶっているので、通常の簿記のやり方より複雑になることがある。
- 例えば几帳面にポイント管理をしているとして(現バージョンにはポイント管理の機能がついているらしいが、私の使っている古いバージョンにはないのでどんな機能なのかはよく知らない。そういう便利機能を使わない場合)、
- 10万円のパソコンを買って、8万円を現金支払、
- 2万円をポイントで支払、
- 現金支払分に対して 8千円のポイントが入った、とする。
- この場合、現金出納帳の出金タブ、[詳細]ダイアログからから
費目 説明 金額 耐久財 パソコン 100,000 移動元 : ポイント パソコン購入 -20,000 臨時収入 : ポイント・チケットなど -8,000 移動先 : ポイント パソコン購入ポイント 8,000 総額 \80,000 費目/備考 出金 入金 移動先 : 現金 / パソコン購入 2,000 移動元 : 現金 / パソコン購入ポイント 8,000 - まず、出金の [詳細] で [費目] を [資産間移動:ポイント] と入力して確定すると、[移動先 : ポイント] となってしまう。金額をマイナスで入力すれば [移動元 : ポイント] とすることが出来ると見当がつくまで 10秒ぐらい掛かった(これ以前に、出金の [詳細] から収入の費目を入力する場合には、「マイナスの金額を入力すればいい」ということは知っていた)。
「移動元 : ポイント | -20,000」という明細も、何を意味しているのか一瞬解りづらい。「マイナス」は「移動元」ではなく「出金」に対するものなのだけど、「ポイントからマイナス2万を移動してきた」ように見え、つまり「2万円をポイントへ移動した」ことになってないかと疑ってしまう。 - もう一つ、現金出納帳からポイントへの入金を直接記帳することはできないから、一旦現金に入金して、資産間移動でポイントへ振替えなくてはいけない。ポイントの増加はポイントの出納帳に直接入力するのが正しいのかもしれないが、画面を切り替えるのは面倒くさいし、ポイント増加の原因である明細と紐付けてもおきたい。
- というように色々ややこしいので、「"仕訳帳モード" を搭載してくれ」と思うことが時々あるのだった。つくづく複式簿記って、よく出来たシンプルな仕組みなんだなぁ。ゲーテも絶賛するはずだ。
借方 金額 貸方 金額 耐久財 100,000 現金 80,000 ポイント 20,000 ポイント 8,000 臨時収入 8,000 - ところで、こうやってポイントを資産として管理していて、うっかりポイントを失効させてしまった場合どうするんだろう。小銭ならまだしも、1万円分のポイント失効を「1万円の支出」として計上するんじゃ、うっかりに対する罰があまりに重い。3秒ぐらい考えて、「私ならポイントが入った時点に遡ってポイントを減額するなぁ」と思ったけど、他に何かやり方があるかなぁ。
- ちなみに私の家計簿では、お店や金額や買った物の(私にとっての)重要性や、そのときの気分によってポイントの扱いがまちまちだ。単純にポイント支払分を差し引いた金額を支出として記帳するだけのこともあれば、元の値段を記録するために備考欄を使ったり、ポイントを収入とすることもある。ポイントを「収入」に数えるのがイヤだったので、支出の費目に「ポイント」を作ってマイナスの金額で記帳していた時期もある。いっぺんに 3万円を越すポイントが入った時は、うっかり失効させないように「ポイント」の資産を作って管理した方がいいかと思ったが、面倒なのでやめた。が、期限があと1・2ヶ月になった時、自分に脅しをかけるためにやっぱり作った。現在その資産に3つのお店のポイントが同居している。各店のポイントの残高は、摘要で合計するように設定した [レポート] で見られるのだけど、出納帳にフィルターを掛けられればラクなのになぁ。
- 全然どうでもいいが、私が割とよく利用するお店は 10円券と50円券をくれる。今時面倒くさいシステムであるが、微笑ましいようでもある。還元率は気にしてみたこともないので知らないが、一度に1万円前後の買い物をすることも多いので、使い忘れ続けるとチケットで財布が膨れる。今も財布に 50円券が19枚と10円券が14枚入っている。厚みにしてカード3枚分はあろう。有効期限はないので大変安心であるが、そろそろ放出しなくては。
■ ただいまのricaは。
- 2010/02/20(Sat) 02:25:30
去年丸一年、留守にした。さっきサーバー屋さんから管理不行き届きを指摘されて飛んできた。簡単に言えば、アプローダに意図しないファイルをアップされていた。対応してあるつもりのところをすり抜けられていた。
来てみたら FrontPage の内容が全削除されていた。全ページ編集不可の設定にしておいたのだけど、FrontPage については個別の設定が必要だった。
さて、どうしたものか。私は「どんな落書き記事だって、"誰にとっても無益" ということはない」と思っている。だから、しばらく留守になると思っても、ここを削除して後片付けをしようとは思いもよらなかった。
一方で、管理できないものを荒れるままに放置しておくというのは無責任だとも思う。戸締りをしたつもりでいても、なかなか完璧とは行かない。現に意図しないことが起きた。「だからきちんと管理しよう」と思うのか、「きちんと後片付けをしよう」と思うのか、まだよくわからない。