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category: 日々の泡

日々の泡/013 - 2003/05/06(Tue) - 2003/08/02(Sat)

LastModified : Sat Jul 24 15:21:15 2004
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2003/05/06(Tue) - 2003/08/02(Sat)

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その0301_ 2003/05/06(Tue) [コトバノアワ][バカノアワ]

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さっきから、浮かんでは消える悲壮な言葉。
雨。タコ殴りの雨

――ってことがひとつ。

その0302_ 2003/05/06(Tue) [コトバノアワ]

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私をお嬢様扱いする知人がいる。もちろん単にからかわれているだけなんだけども。

私がアホゥな徒労でヨレヨレになっていると、「まあ、お労しいお嬢様」と言葉を投げてくる。 そこで私は「ああ、また労しがられちゃった」と返す。 返しながら、舌の回らない子供のような気分になる。ほら、「とう もろこし」が「とう ろも こし」になっちゃったみたいなね。 「いた わし がら れる」。どう考えても、何か言い間違えている気がして仕方がない。とくに「わし」の辺りが。

ついでに。私は子供のころから「いたわしい」の音で「痛」の文字を想像して「痛々しい」感じがしてたんだけど、あるとき辞書を引いて「労しい」だと知り軽く驚いたのだった。

――ってことがひとつ。

その0303_ 2003/05/08(Thu) [ヒビノアワ][カガクノアワ]

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随分前から、「なんで10進法なんだろう」と漠然と疑問だったのです。 深く考えたことはないんですが、10って割と不便じゃないですか。三等分とかできないし。 どうして 12進法は支持されなかったんだろう、10より12の方が便利そうなのに。

で、今さっき、「人間の指は何で5本に決定されたんだろう」と不意に疑問が湧いて、とりあえず10進法のナゾの方は解けた気になりました。

…いや、この際説の正しさはどうでもいいので、間違いだとしても正さないでよいのです。
解けた 気になれるところが重要なのです。

――ってことがひとつ。

その0304_ 2003/05/12(Mon) [シャカイノアワ]

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ふと考えて、物悲しい気持になったこと。

…やっぱり、私が天命を全うするとなると、
いつか 千円玉 というものを使うことがあるんだろうか…。

どうか、千円の気持を考えてあげてください。

――ってことがひとつ。

その0305_ 2003/05/13(Tue) [オモイデノアワ]

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小学校から帰ると、パートの勤めに出ている母からの指令書が、テーブルの上に置いてあった。 やがて母が帰ってきて、指令が遂行されているのを見て、驚いたように言った。

「あら、あんた、あの漢字、読めたの!?」

確かに指令書には、学校では習っていない漢字が混じっていたかもしれない。でもまあ、前後の文脈で大体読めるもんだ。 で? 子供が読めないと思う漢字を、何で使うわけさ?

「ちょっと面倒だったのよ」と母は言い、「へえ、なんだ。こんな字が読めるんだ。じゃあ気にすることないんだね」と、満足げに台所へ引き上げて行く。「まあ、もし読めないことがあって、指令が実行されなかったときに困ったり怒ったりしないなら、気にしなくてもいいさ」と内心思って見送る私なのだった。母親というのは何だか不思議な生き物だな、と思った最初かもしれない。

――ってことがひとつ。

その0306_ 2003/05/18(Sun) [オンガクノアワ]

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間違えて2枚買ってしまったCD の 1枚を、ライブに向かう途中、電車の中で知人に渡す。

人から何かを受け取ったとき、大抵の人は、「興味があるよ」ということを示すために、すぐにカバンにしまったりはしない。例えば本なら、パラパラとめくってみたりする。 知人はめくれない CD のジャケット写真を眺めて、「うちの窓から見える風景と似てるなぁ」と言った。

* * *

ライブ中にぼんやりと考えていたこと。

かなり怪しい記憶なんだけど、誰か指揮者の方が、「スコアを眺めると完璧な音楽がそこから聞こえてきてしまう。実際の演奏でそれを超えるのは大変だ」というようなことを言っていた(ような気がする)。

もしも「楽譜から音楽が聞こえる」なんていうことが、全ての人間に可能なら、ちょっと面白い。 知人は CD の歌詞カードと一緒になっている楽譜をパラパラとめくり、「ふぅん。3曲目、ちょっといいかも」なんて言うのだ。 電車の中でヘッドホンをしていないワカモノは、文庫本の代わりに楽譜に目を落しなから、かすかにリズムを取ったりするのだ。 でもやっぱり素人の聴き取りなので、件の指揮者のようにはいかない。演奏会では「生の音はさすがにいいねぇ」なんて感心したりするのだ。

――ってことがひとつ。

その0307_ 2003/05/30(Fri) [コトバノアワ]

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算数ができないくせに、数字が好き。

私は時々、形容詞的に数値を言う。「3mm くらい仕事が進んだ」と言えば、大抵の人は「ああ、ほとんど進んでないのね」と理解してくれる。しかし私の使う数値には、とても微妙なものも含まれる。「40cm くらい違う」「6m くらい解った」。そして「だから、全体はどれくらいなのよ」と、当然の質問を受けることになる。

…困った。全体か。それは考えてなかった。全体は判らない。判っていれば、6m なんて言わないで、6% とか 60% って言う。「終点の判らない旅路、それでも始発点から 6m 進んだことは、確か」そんな気分、解らないかな。マルコ少年だって、最初から三千里を旅する気なんてなかったんだし、そんな見通しが立っていたら、旅になんか出なかったかもしれない。

「う〜ん、全体で 100km ないことは確かだと思うんだけど。10km以内、500m 〜 5km くらいかなぁ。でも案外、30m くらいかもしれない気もしてきた」

――ってことがひとつ。

その0308_ 2003/05/31(Sat) [イキモノノアワ]

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人間の体は健気だと思う。皮膚というのは健気だと思う。胼胝(タコ)というのは健気だと思う。 彼らは「よくないこと」が起こらないように、一生懸命、日々対策を講じているのだ。

* * *

保母さんをやっていた友人は、保母さん時代、「座りダコ」ができたと言っていた。 彼女は乳児の保育をやっていて、赤ん坊というのは世話をするときに正座をすることが多いんだそうだ。 仕事を始めたらたちまちのうちに足の甲にタコができたんだそうだ。 へえ、正座でタコなんかできるんだ。

でも、彼女の体は頑張ったのだ。彼女の甲がすりむけたりしないように、一生懸命、彼女に必要なタコを拵えたのだ。 決して彼女はタコを恥じるべきではない。

* * *

最近私は変な格好で椅子に座る。左足は片膝を立て、右足だけ正座の形。 実は結構、甲部分の皮膚に負担が掛かっているような気はしていて、ぼんやり先の友人の話を思い出していたのだ。 「ああ、長く続ければ、結構タコはできるもんかもしれないな」と。

「できるかもしれない」と思っただけで、できるとは思わなかった…。

数日前に気がついた。まだタコの域には達してないんだけど、右足の甲の皮膚が、よーく注意しないと気付かない程度ではあるけど、うっすらと黒ずんで角質化している…。ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁ。

と書いている現在も、右足正座なのに気付いて慌てて床に降ろす。

恥はしない。タコはステキだ。私の手にはかつて立派なペンダコがあって、どんなに見せびらかしたことだろう。めったにエンピツを持たなくなった今、消え行くタコを惜しむ気持ちで一杯だ。私の手は素晴らしい機能美を誇っていて、そこにタコはとてもよく似合っていたのである。

そして同じくらい、足の形もまた、ちょっとした自慢なのである。但し手のそれとは違い、誇るべきは優美な曲線なのである。土踏まずと甲が描くアーチは、見事な曲線なのである。そこにタコは困るのである。 私の体が考える「適材適所」と、私が考える「適材適所」はしばしば折り合いがつかなくて、困るのである。

ついでに、誇っているのは「の形」ではなく「の形」であることに十分注意を払ってくれないと、困るのである。

――ってことがひとつ。

その0309_ 2003/06/05(Thu) [タベモノノアワ]

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実家の父は野菜作りのセミプロで、昔から100坪近い畑を作っている。 家族が食べられる限度を知らずに作るので、「一日に消費するべき野菜」のノルマがあった。 ノルマは、私が一人暮らしを始めてもダンボール箱で追ってきた。 学生時代や食欲旺盛で一日中「今日の献立」を考えていたような頃はありがたかったが、自炊をしない今、ちょっと困る。とにかく、「健康的な野菜」は腐るのが早い。 とはいえ、今はもう「ノルマ」からは脱して、年に一度も送られてこない。

母から電話があって、久々に「野菜はいるか」と聞かれたので、「いらない」と答えた。 もちろん「いるか」というのは質問ではなくて「送る」という通告であるわけだが。 「ありがたいが、腐らせては食べ物と父に申し訳ないので、辞退する」と言い直す。 母は食い下がる。話が一回転して、母は言った。

だって、沢山あって、腐らせるといやなのよ

「だから、私も腐らせるのがいやなのだ。自分が腐らせるのいやだからと言って、私に腐らせ役を回すのはどういうものか」と述べたところ、母が言葉に詰まったのでちょっと驚いた。 予想では、「またくだらない屁理屈を」と憤慨するだろうと思ったのだが。

* * *

余談。
とにかく、野菜は送られてくることになった。もとより、野菜を拒否できないのは判っていて、上のやり取りは「ちょっとした親子のコミュニケーション」だ。

「明日の午前中に着くから」と言うので、「今は早寝早起きだから構わないが、以後は時間指定で午後につくように送ってくれ」と要望を出す。「時間指定なんてできないわよ」という根拠のない反論が返ってきた。 面倒なので諦めたが、つい小声で「ま、どうせ次に送るときには忘れるだろうからいいんだけど」と述べたところ、「あらっ、なんで忘れるのよっ。忘れないわよっ」という、己の過去を顧みない反論が返ってきた。

まぁ、母ほどの忘れっぽい人間が、自分の忘れっぽさだけを覚えているはずはない。これも親子のコミュニケーションだ。

母の豪快な物忘れに付いて、詳細はこちら。きがかりなこと/茄子

――ってことがひとつ。

その0310_ 2003/06/05(Thu) [デキゴトノアワ]

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母の豪快な「もの忘れ」近辺。

まだ私がアルバイトをして生活していた頃である。母から電話があって、突然家賃の援助を申し入れられた。 アルバイトではあっても生活に困らない収入を得ていたので断ったが、送るといってきかない。 二度三度四度、押し問答をして、まあ、仕送りをすることで母が安心できるのなら、受け取るのも親孝行かとありがたく頂くことにした。 郵便局に母の口座があり、通帳は母、カードを私が持っている。 毎月、家賃の分をカードで引き出すことになった。

三ヵ月後、母から電話がきた。彼女は言う。

「ちょっとあんたさ、どうして毎月そっちでお金引き落としてんの?」

私はもちろん、「家賃の分だけど」と答える。母には何のことか判らない。 こういった場合、どんなに説明しても無駄な事は、経験的に判っている。 面倒なので「ごめん」と謝ると、母はそれ以上「娘の不可解な行動」について言及することなく世間話を始めた。

母の様々な、あまりにも豪快すぎる物忘れについて話すと、知人は「お母さんは二人いて、時々入れ替わっている」という答えを導き出した。

――ってことがひとつ。

その0311_ 2003/06/06(Fri) [タベモノノアワ]

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その119 のお話。「もう、ラジオ体操 見るだけ で、体中に酸素が行き渡るわ」。

* * *

そんなわけで、昨日の母からの電話通り、野菜が届いた。冷蔵庫に移しながら、野菜の青さが目に染みて、体中の血液がサラサラと音を立てて流れるような心持だった。

もう、十分効果はあった。

だからと言って、もちろん腐らせていいわけではない。

――ってことがひとつ。

その0312_ 2003/06/09(Mon) [タベモノノアワ]

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なぁ、キャベツ、お前が悪いんじゃないんだよ、実際お前はよくやってる。他の野菜に引けを取らないどころか、本当によくやってるほうだ。例えばチコリなんかに比べてもさ。

もう、春キャベツのことなんか気にしたってしょうがないじゃないか。

今では葉が柔らかいことから春玉のほうが人気だけど、昔はどうやら、ぴっちりと葉の巻いた寒玉の方が好まれたらしい。春玉は青臭さで嫌われたのだそうだ。私もねぇ、つい春キャベツを待ちわびて贔屓にしてしまうのよ。

――ってことがひとつ。

その0313_ 2003/06/14(Sat) [オモイデノアワ]

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小学校 1年か 2年。父は私の図画の宿題を横で見ていて、「ここはこうしたほうが」と言ながら、終いには私の絵筆を取り上げて自分で描き始めた。私は絵を書くのは嫌いではなかったので、その度父から絵筆を取り戻したが、父はまた「そこはこう描けば」と言いながら手を出してくる。父も絵は好きなのだ。

絵筆の奪いあいをしながら、なんとか自力 8割5分で描き上げた宿題は、「がんばりましょう」の判が押されて返ってきた。父は下された評価に憤慨し、「理由を聞いて来い」と言う。先生曰く、「誰か、大人の人に手伝ってもらいましたね?」。

ほらぁ、お父さんのせいじゃないのよぉ。言っとくけどねぇ、私は絵はヘタじゃないんだぞ。
お父さんが描いた所のいくつかは、私にとっては不本意だったりしたんだぞ。
例えば、花瓶のテカリは、子供がやるにはちょっとわざとらしすぎやしなかったか?
だから先生にバレたんだってば。

煤けたビニールの造花が挿してある、白と渋いピンクの角張った花瓶だったのを、よく覚えている。


ヘタではないらしい図画。

――ってことがひとつ。

その0314_ 2003/06/14(Sat) [オモイデノアワ][ガクモンノアワ]

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もひとつ思い出した、父と宿題。私は小学校の4年くらい。算数の宿題を父に聞くと、「方程式」を教わってしまった。 「こっちのほうが簡単なんだぞ」って、そういう問題じゃなくて、だから、それは、先生にバレるんだってば。お父さん、懲りてない。

この間、この話を知人の「大変宜しい大学の、理数系のほうを出た方」に話したら、「そうなんだよ、小学校の算数は面倒なんだよ」とのことだった。実は私もしばらく前に、ヒマつぶしに小学校 6年の算数の問題集を買ってみたんだけど、やっぱり、「解く」ことが目的になってしまって沢山ズルをしたのだった。いいんだよ、オトナは、忙しいんだから

図形の問題は、純粋にパズルのようで楽しかったです。

――ってことがひとつ。

その0315_ 2003/06/20(Fri) [コトバノアワ]

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本当に、ちょっとしたうっかりだったのです。まだ漢字を習い始めて数年で、キャリアの浅い頃でした。雑誌の表紙に踊っていたあおり文句を見て、本当にうっかり、心の中で

大人気!!

おとなげ!!

と読んでしまったのです。「おとなげ連載中…」。…ああ、いくつも並ぶその文字に、子供雑誌から何やらいかがわしい猥雑な活気が立ち上ってきます。ドキドキ。いえ、本当は読む前から、それが間違いだということは薄々解っていたのです。でも、読まずにいられない私がいたのでした。

もちろん次の機会には、「大人気ない」というのを見て「だいにんきない」と読んでみたりして面白がっても見たんですが、最近ちょっと思ったのは、「人気がない」のと「人気がない」のを見分けるのは時々困難だってことです。どっちにしても寂しいですが。

――ってことがひとつ。

その0316_ 2003/06/21(Sat) [ノウミソノアワ]

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余程自分が飲みたいのでなければ、来客にコーヒーを出すことは滅多にない。

  1. コーヒーをドリップしながら、
  2. 来客と話をする。

この2つのことが、同時には出来ないからだ。

相手の話を聞いている間、コーヒーを入れる手が、ぴたりと止まってしまう。相手の話が途切れたところでスイッチを切り替えドリップし、スイッチを切り替えて「へぇ」とかニ三言間の抜けた相槌を打ち、さらにコーヒーにスイッチしようとしたところで相手が話し出すと、慌ててコーヒーから話しにスイッチを切り替えてコーヒーを後回しにする。その点、紅茶なら、ポットにお湯を注いで放っておけばいい。もちろん、カップに注ぐときは、スイッチの切り替えが必要だけど。

渡された名刺を確認しながら、相手の自己紹介を聞く、というだけの事にもスイッチの切り替えが必要なくらいで、あまりに細かくスイッチを切り替えるので、それはそれで大変な技術が必要になり、よくスイッチングを間違えては、「あ、ごめんなさい、今、全然聞いてなかった」と白状することになる。

* * *

アルバイトをしていた頃、営業さんと外回りをすると、よく先方から「大丈夫?」「話、聞いてる?」「ここまでの話、解ってる?」と確認されることがあった。いつも、「聞いてるし、解ってるし、何でこんなに確認されるんだろう…?」と思っていた。そんなに込み入った話をしているわけじゃない。それとも私が解っている表層とは別にある、深遠な何かが隠されている「ウラ」を読むことを要求されているのだろうか。

ある日、例によって「大丈夫? ここまで、解った?」と心配そうに聞かれて、「はい、大丈夫です」と答えようとしたら、横にいた営業の方が「大丈夫です、彼女は解っていますから」と助け舟を出してくれた。その帰り道、私は営業の方から驚愕の事実を告げられた。

「おまえさぁ、人の話聞いてるとき、顔がすげぇ呆けてるんだよ」

「…はい…?」

「オレも最初の頃は、説明しながら、コイツ大丈夫か? ってよく思ったもん。でも、実際仕事をやらせると言った通りのものが出来上がってくるから、ああ、顔が呆けてるだけなんだなぁって判ったけど、初めて話す人は不安だと思うぞぉ」

気をつけてみると、自分でもそれは判った。人の話を真剣に聞いていて、ふとスイッチを切り替えて顔の筋肉をチェックしてみる。全ての神経が耳に集中していて、顔の筋肉が弛緩しきっている。とりわけ、この半開きの口をなんとかしなくては。慌てて口を結び、眉根を寄せ、目に力を込め「真剣な顔」を作る。うわぁぁぁぁ。だめだ。

  1. 顔のあちこちの筋肉を緊張させ、
  2. 耳にも神経を行き渡らせて話を聞く。

そんなこと、私には不可能だ。「真剣な顔」を作っているその間、相手の声は見事に耳を素通りしていく。私はキリリとした顔で、ココロで相手に訴える。あの、さっきから私、全然話、聞いてませんが。キリリ。

――ってことがひとつ。

その0317_ 2003/06/21(Sat) [ノウミソノアワ][イキモノノアワ]

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パソコンを使うようになってから、よく、パソコンと自分の脳みその働きを比較する。ハードディスクは足りている。CPU は不満もあるが、まだ我慢は出来る。メモリは全然足りない。とにかく、シングルタスクの OS はあまりに不便だ。

そして本当に、分解も出来ないし、取替えも効かない自分の脳みそを、不便だなぁと思ってしまう。もしも私の脳みそにスペックの一覧が貼られて電気屋に並んでいたら、「絶対買わないなぁ」とユーザーである私の脳みそは思うのだった。どうやら、幸か不幸か、「判断力」は並程度にはあるらしい。

――ってことがひとつ。

その0318_ 2003/07/11(Fri) [ヒビノアワ][タベモノノアワ]

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昨日の私は、確かにチキンのほうが旨いと思ったんだ。

そんなわけで同じサンドイッチを買ってきた今日、迷うことなくハムから食べ始めた。 「美味しいものは後に残す」吝嗇だ。ハムを食べ終え、いよいよチキンに取り掛かる。愕然。

…こんなことってあるんだろうか…。なぜ…。どうして…。

ハムのほうが旨かったと感じてしまう、今日の私がそこにいた。

――ってことがひとつ。

その0319_ 2003/07/22(Tue) [ヒビノアワ]

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1日2箱以上吸う人間がタバコを切らして、なんとなく買いに行かないまま、2日間。 「減らそう」と思うことはあっても、「止めよう」と思った事は一度もなかったので、適当なところで禁煙生活を切り上げるべく、自動販売機の前に立つ。

…この後ろめたさは何…?

そもそも、カートンでまとめ買いをするのが常であるので、自動販売機なんかめったに使わない。不良中学生になったつもりで、ドキドキと 1箱だけ買ってみたりして。

デキゴコロの禁煙生活の記録。その1 / その2 / その3

――ってことがひとつ。

その0320_ 2003/07/24(Thu) [コトバノアワ]

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いや、もう、本当に、どうでもいいんだけど。レジにおける、新しい「お預かりの言葉」。

「1,000円からお預かり しています

いや、もう、だから、本当に、どうでもいいんだけど。

――ってことがひとつ。

その0321_ 2003/07/29(Tue) [ヒビノアワ]

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「世界新記録」と聞くたびに、「どこが限界なんだろう」と思う。 何千年後に、人類は 100mを 5秒台で走ったりするのだろうか?

* * *

小学校のときは舗装道路の補修工事を見かけるたびに思っていた。 「どんどんアスファルトを重ねていくと、いつか家は道路より低くなり、やがて地球は一回り大きくなったりしないのか?」

もちろん、子供にだって「自分が生きてるうちは大丈夫」なのは判ったんだけど。

* * *

そうそう、小学校のときに何かで、「ソラマメを植え、毎日、成長するソラマメの上を跳び越えて、跳躍力を鍛える」という、「地道な努力」についての故事だか、ただの作り話だかを読んで、「そのソラマメが、ジャックの豆の木だったりしたら、えらい騒ぎだ。つまり、人間には、努力では超えられない限界というものがあるのだね」という教訓を導き出したのだった。

――ってことがひとつ。

その0322_ 2003/07/29(Tue) [ヒビノアワ]

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「諦めたところで終わり。諦めなければいつか叶う」という、「成功者」の言葉が嫌い。 諦めないままグズグズになってしまった人の言葉は、誰にも届かないままどこかでとぐろを巻いている。

もちろん、諦めないままグズグズになってしまうのが、不幸とも限らないけど。

* * *

私はとても後ろ向き。いつも「最悪の事態」を考えてる。 ある人が私に「そんなことばっかり考えてると、本当にそうなっちゃうんだよ」って言った。

でも、私は「いつも最悪の事態」に陥ったまま生きているわけでもない。 大抵は「それよりはマシ」だし、「全くの杞憂」ってことだって、とても多い。 大まかに言って、「結構いい感じ」だとすら思う。

――ってことがひとつ。

その0323_ 2003/07/29(Tue) [ヒビノアワ]

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「99% の努力と 1% の才能」を、「だから努力が大事」という意味で使うのが嫌い。 1% の才能がなければどうしようもない、というのが本当のところ。 その 1% がなかっただけなのに「努力が足りない」と言わんばかりなのは。

――ってことがひとつ。

その0324_ 2003/07/29(Tue) [コトバノアワ]

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友人からの、「結婚しました」の葉書。

2003年 7月 吉田

…吉田って、誰…?

考える事十数秒。

――ってことがひとつ。

その0325_ 2003/08/02(Sat) [タベモノノアワ]

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一体、「穀物を粉にして細長く成型する」という発明は、どこに端を発したものなんだろうね。 だって君、考えられるかい? 麺類という麺類が一切存在しない世界をさ。 そしてそんな世界は、決して「有り得ない」世界じゃないような気がするんだ。

――ってことがひとつ。

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