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category: きがかりなこと

きがかりなこと/夜 - かなしばり。

LastModified : Sun Feb 23 19:01:10 2003
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かなしばり。

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1高校の2年だったか3年だったか、初めて「かなしばり」を体験した。

私は父と、誰かのお墓参りをしている。父は墓石の前でしゃがみこんで、いつまでも手を合わせている。 私は後ろに立って待っていたが、あんまり父が長いこと手を合わせているので、「どうしたの?」と横から屈みこんで父の顔を覗こうとした。その瞬間、ぐぅぅっと体が浮き上がる感じがして、目が覚めた。

目を覚ましたら、体が動かない、ような気がした。

「気がした」というのは、寝返りをうとうとして何か抵抗を感じた瞬間、無理に動かそうとして本当に動かなかったら怖いので、「動かす気がないから動かないんだもんね」ということにして、絶対に動かないように、じっとしていたからである。

寝ている部屋のドアの向こうから、父の話し声が低く聞こえてくる。 普通の日常会話をしてるような感じで、声の調子は明るい。 でも、カーテン越しの外の暗さから考えて、まだ家族が起き出す時間ではない。 第一、朝に父が子供部屋のある二階に上がってきたことなんかない。

まぶたは動く。目をつぶれ。眠ってしまえ。こんな時は眠ってしまうのが一番だ。

* * *

次に目を覚ましたとき、「通常の朝」だった。 それでも、二階の自室から階下に降りるまで、気が気ではなかった。
「大変よ、お父さんが…!」
――なんて母が泣きついてきたら、どうしよう…。

ええ、おかげさまで。父はもうじき古希を迎えるという今に至るまで、大過なく健在ですとも。

2002/09/29(Sun)

かなしばり。2

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大学に入って一人暮らしを始め、立て続けに3・4度金縛りを体験した。 窓の外から級友の声がしたこともあった。 時間から考えても、はっきり声がするのに内容が聞き取れないことからも、実際に彼らがそこにいるわけでないことは確かだった。 「おおきなくろいもの」がのしかかっているのを見たこともある。

もちろん、その最中は怖いんだけど、起きてみると、「頭だけ起きてて体が寝ている」という説に大きく頷く感じだ。 目を覚ますタイミングを間違えたんだろう。

2002/09/29(Sun)

よく見る、怖い夢。

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「何度起きても、何度起きても、起きる度に今度こそ本当に目が覚めたと思っても、しばらくするとやっぱり夢の中だった、と気付く夢」。

同じところをぐるぐる回って、5・6回も起き直したところで本当に泣きたくなる。泣いていても仕方がない。

根性入れて気合一発、ぐぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁ っと。

まぶたを持ち上げ、眼を見開き、体を起こす。 「お…おらぁ、見ろ、起きられたぜ…」。ゼィゼィ。

時々、やっぱり起きられずに、重くて起き上がれない体でのた打ち回る夢を見ていたりもする。

目を覚ますタイミングを計るのが、とても下手らしい。

2002/09/29(Sun)

ある夜の、怖いできごと。

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本当に、目を覚ますタイミングを間違えた。

1年ぐらい前だろうか。深夜に目を覚ましたら、「なんでじぶんがここにいるのか」がよくわからなかった。 記憶を軽く辿れば、確かに学生時代から現在までつながってるのに、 「だれがここにいるのか」「ここにいるのはだれなのか」わからない "感じがする"。

水を飲むため、台所まで、壁を伝って廊下を歩く。「おかしい。おかしい。絶対こんなの、おかしい」。

「あしたのあさ、めをさましたら、しごとのしかたとか、おぼえてないかもしれないな」。 というより、私はハナから "記憶では昨日までやっていたことになっている仕事" なんかできはしなくて、 だからマンションの家賃も払えなくて、だからここにいるのは絶対おかしいのだ。

*

たとえば、解離性の人格障害の人が、何年間か別の人間として暮らして、突然正気づくなんて話がある。 「あれ、確か公務員だったはずなのに、なぜ私は雑貨屋なんてやってるんだろう」。 この夜の場合、「なぜ雑貨屋をやるに至ったか」という記憶だけは持ってるんだけど、 確かに一連の生活歴は私のものでしたという "現実感" をなくした感じがしたというのだろうか。 「ハテ、コノカタハ、一体ドナタデショウ? アラ、私ナノ? 本当ニ? 何ダカ、違ウヨウナ気ガスルンデスガ…」。 突然 "違う入れ物" に入れられた感じ、と言ってもいいかもしれない。

でもとにかく、「きみょうな感覚」よりも、 「本当に仕事の仕方を覚えてなかったら(知らなかったら)、明日からどうやって生活しよう」 ということを考えて怖かった。

2002/09/29(Sun)

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